手解き就職活動―その9

  • 個人面接
2次、3次と進んでいくと個人面接の機会が増えてきます。
個人的なことを少しずつ聞かれていくわけです。
コツというか心掛けていたのは「嘘をつかない、誤魔化さない」ということ。
一人対複数の面接官となると少なからず緊張します。
そうすると浅い嘘はすぐばれます。
というか、自分の場合緊張すると真っ白になって馬鹿正直に喋ってしまいます。

誤魔化さないというのは、これも個人的見解です。
その場だけで意見をぼやかしてしまうと後々違和感が残ると思うからです。
仮に自分がやりたくないことや好まない環境を認めてしまうと、入ってから合わないと思ったからです。
やりたくない事をやらなくて済む環境というのは自分の中で重要なことでした。*1
やりたくない事をやらなくて済むということはやりたい事をやれると解釈しているからです。
”入ってしまえばこっちのもの”という意見もあるかと思いますが。

正直に言って驚かれることもありますが、それに対してしっかりとした理由があれば納得してもらえるはずです。
実際、最終面接で
面接官:「海外赴任は大丈夫だよね?」
自分  :「海外赴任はしたくありません」
面接官:「エッ!」「・・・。」
自分  :「長期の海外赴任となると赴任先での慣習や考え方に習って生活をしなければならないと思っているので・・・」*2
面接官:「そういうことですか」
「海外出張はどうですか?」
自分  :「問題ありません」
なんてやり取りがありました。

最近分かったこと。

面接官は2次面接は人事部の人が、3次面接くらいは社員のマネージャクラスが動員されています。
つまり、普通の人なのです。
もちろん人間を見抜く力は優れていますが。
好き嫌いが大いに関係し、主観も入ると考えられます。
なので、多くの企業を受けている場合は1社や2社ダメなときも気にしないほうがいいかと。


面接官が違うということは、面接は毎回全く違う内容を見極めようとしていると言えます。
  • 2次は論理的思考といった考え方
  • 3次は技術力
  • 共通して必要なのが、自分の考え、能力を伝えるコミュニケーション力


なんだか文章が文章がまとまらなくなってきましたが、とにかく明るくはっきりと、面接官と対話することが重要なのではないかと思う今日この頃。

*1:もちろん全てを嫌と言ってしまっては唯のわがままなので、ある程度の妥協ポイントはありました

*2:なので行きたくありません、とはストレート過ぎて言えませんでした」